【完全保存版】ガイドブックに載っていないニューヨーカー推薦のバー ベスト5
眠らない街ニューヨーク。ガイドブックにはたくさんの素敵なバーやレストランが紹介されていますが、せっかくニューヨークに来たのであれば、観光客であふれているバーよりも、地元のニューヨーカーに混じっておしゃれなバーで飲んでみたりするのも乙ではないでしょうか。今回は、ガイドブックには載っていないであろう素敵なバーをご紹介したいと思います。
1. Oscar Wilde
Flatiron
店内
アイルランド出身の詩人であり作家であったオスカーワイルドを店名に掲げる、NOMADにあるビストロ、オスカーワイルド。ビクトリアン式の装飾品で飾られたその店内は、ゴージャスと言う言葉がぴったり。文句なしで一見の価値有りです。絢爛豪華な装飾品で飾られた店内は、ハイソな雰囲気でデートにもピッタリです。
オスカーワイルドには、様々な素晴らしい調度品が飾られていますが、その中でもニューヨーク市で一番長いバーは圧巻です。その長さ、なんと118.5フィート （約36メーター）。
レストランの端から端まであしらわれた、カララ産の大理石と黄金のタップハンドルがなんとも豪華です。
ご覧下さい、この長ーくて美しいバー。
他にも、1840年代に作られた大理石の暖炉、フランスのパリから取り寄せたチャイナキャビネット、ミラノから取り寄せたステンドグラス、1800年代ロンドン製の大時計、アイルランド作家の写真が飾られた壁などなど、見どころが店内の至るところに満載されています。
中でも特筆すべきは、26個ものアンティーク時計でしょう。これらの時計は全て、オスカーワールドが死亡した1時50分で止まっています。
食べ物・飲み物
食べ物はアペタイザーとスナックを中心に厳選されたプレートがそろっています。
飲み物は、ドラフトビールはもちろん、400種類以上のウイスキーは揃っています。また、オスカーワイルドオリジナルのカクテルの質も高いです。カクテルは$14から。
ブランチもやっているので、夜の喧騒を避けたい場合には、昼間にゆっくりブランチを楽しむのも手ですね。
耳より情報
金曜日の夜は非常に込み合いますが、店奥にあるテーブル席には空きがあることもしばしば。食事をするのであれば、入店時にお店に人にテーブル席があるかどうか聞いてみて下さい。店の奥は、入り口の喧騒とは対照的に落ち着いた雰囲気です。ウエイターさんがついてくれるので、込み合ったバーで飲み物を頼むのに並ぶ必要もありません。会話も聞こえるくらいの雑音レベル。ピーク時には、バーの周りはかなりうるさいので気を付けて下さい。
営業時間
月ー日
11:30AM – 2:00AM
アクセス
45 W 27th StNew York, NY 10001
27th Street上、のAvenue of the Americas とBroadwayの間にあります。
最寄り駅
R, Wライン 28th st もしくは 1ライン 28th st
R,Wラインで来た場合には、1ストリート南に下り、27th st で右折、お店が右側に見えてきます。
１ラインで行く場合には、やはり１ストリート南に下り、27stで左折します。Avenue of the Americas を越して少し歩くとお店が左側に見えてきます。
B,D,F,N,Q,R,Wラインの34th St もしくは、1ラインの23rd stからも歩けます。徒歩8分ほど。
店内
Sanctuary Hotelのルーフトップにあるバー。木がふんだんに取り入れられた店内は、品の良いログハウスのような雰囲気です。店内からは、美しいミッドタウンの摩天楼が一望できます。また、ミッドタウンのオフィス街にあるので、落ち着いた客層でゆっくりくつろげます。天井が高いので解放感はばっちり。夏場は、屋根がない部分も開放され、天気の良い日には外でも飲めます。
ホテルのルーフトップバーと言えば、大抵どこも環境客でごった返しており、ゆっくり飲んだり食べたりすることなどはまず不可能ですが、ここはミッドタウンと言う場所柄、客層もビジネスマンが多く落ち着いた雰囲気。オフィス街ですので、平日の早い時間から賑わっています。雰囲気、サービス、風景、どれをとっても満足なおすすめなバーです。
下の写真は夏季にひらく屋外のバーです。
ヘブンルーフトップはホテルのバーと言うこともあり、ドレスコードはビジネスカジュアルです。男性のスウェットパンツやビーチサンダルなどは禁止ですので、お気をつけください。
食べ物・飲み物
食べ物は何を頼んでも美味しい！アペタイザーも結構ボリュームがありますよ。生ハムとチーズの盛り合わせは、ワインのおつまみにぴったりです。メインだと、シイタケ入りのニョッキはおすすめの一品です。パルメザンチーズがたっぷり入ったニョッキはもちもちで、シイタケの風味が食欲をそそります。
飲み物の種類はそれほど多くありませんが、カクテル、ワイン、シャンパン、ビールとまんべんなく揃えてあります。グースアイランドIPAの季節限定品が置いてあるのも、個人的にはポイントが高いところ。
カクテルは$16から、ワインは$13から、ビールはどれも$8です。
耳より情報
場所がミッドタウンのオフィス街なので、平日の早い時間から賑わっています。ハッピーアワーは4-6PMですので、この時間に行けばお得に飲めますよ。
大勢で行くのでしたら、大サイズの飲み物が断然お得。例えば、バケツに入ったビール10本で$70。マルガリータ、モヒート、レッドサングリアのピッチャーが$55、8～10人分の巨大モスコミュールは＄120です。みんなでワイワイしながら飲むのみぴったり。
営業時間
ディナー
月 – 火: 4:00pm – 11:00pm
水 – 木: 4:00pm-11:30pm
金 – 土: 4:00pm-12:00am
日: 4:00pm- 11:00pm
ブランチ
土、日 – 11:30am-3:00pm
アクセス
132 West 47th Street
New York, NY 10036
最寄り駅は、B,D,F,Mラインのロッカフェラーセンター駅、もしくはN,R,Wラインの49th駅になります。どちらの駅からも徒歩5分程度の距離です。Sanctuary Hotelは47th ストリート上、7thアベニューと8thアベニューの間にあります。入口にはホテルのドアマンが立っているので、簡単に見つかると思います。ホテルの前には看板も出ています。
ホテルの入り口から、まっすぐ奥に歩いていくと、突き当りの左側にエレベーターがあります。ここにも係の人がいますので、ルーフトップに行きたいことを伝えましょう。
店内
イーストビレッジにあるアップスケールな現代ポリネシアンレストラン・カクテルバーです。イーストビレッジは若者の街なので、うるさ過ぎるバーなどが多い中、The Mother of Pearlは大人でも楽しめるカクテルバーです。店内は白を基調にした南国のムード漂うおしゃれなバーです。
ポリネシアンテストランだけあって、店員さんもアロハシャツ！
食べ物・飲み物
カクテルバーなだけあって、やっぱりおすすめはカクテル。マスカットの星、サメの目と言ったエキゾティックな名前のカクテルがたくさんあります。
下の写真は、Taste the Rainbowと言う名前のカクテルです。火を使う演出が雰囲気を盛り上げます。このカクテルは、キウイ、スイカ、パイナップル、バナナコニャック、レモン、ライム、ブランデー、ラムのミックスです。甘くて美味しいカクテルですが、アルコール度数は結構高め。
他にもフローズンダイキリなどは人気のドリンクです。
尚、The Mother of Pearlはベジタリアンレストランなので、肉料理は置いていません。お肉たくさん食べるつもりで行くと、肉はないのでご注意下さいね。美味しいベジタリアン料理がたくさんあるので、ベジタリアン食べてみたい方にはとってもおすすめですよ。
カクテルは$11から、フローズンダイキリ$13 からとお手頃なお値段で楽しめます。
耳より情報
The Mother of Pearlは、見た目に楽しいカクテルがいっぱいあります。こんな楽しいカクテルを是非頼んで見て下さい。また、2－3人前の大きいカクテルもあるので、グループで行った場合には、みんなでワイワイ大きいカクテルをシェアするのも楽しいですよ。
営業時間
日 – 水: 5:00pm – 1:00am
木 – 土: 5:00pm – 2:00am
アクセス
95 Ave ANew York, NY 10009
最寄り駅は、Fラインの2nd Ave駅。駅を降りたら、E Houstonストリートを東に向かいます。Avenue Aで左折し、5ブロックほど歩くと左側にお店があります。
店内
その名の通り、地下にあるバーThe Bar Downstairs and Kitchen。意図的に入口が分かりにくくなっており、大きな看板なども出ていないので隠れ家的な雰囲気が漂います。実際5thアベニューにありニューヨーク市立図書館の真向かいと言う立地にもかかわらず、このバーの存在を知らない人は多いようです。ちなみに、このバーは、ハイアットグループのAndesと言うホテルの地下にあるバーです。
看板の指が刺す方向を頼りに階段を下っていきます。
すると、何もない場所に出てしまいます。完全に迷ったかと思ってしまいますが、実は写真奥に写っている何の看板もないドアがバーの入り口なんです。最初に来た人は戸惑ってしまいますよね。
ドアを開けると、殺風景なドアからは想像もできないおしゃれなバーが広がります。このギャップが隠れ家っぽくて素敵です。店内はほの暗く心地よい雰囲気です。先ず目を引くのがずらっと並んだ長いテーブル。4人掛けのテーブル席が主流なバーで、この長いテーブルはかなり珍しいですよね。洗練されたおしゃれな雰囲気ですが、気取り過ぎずに飲めるバーがThe Bar Downstairsです。
そして、店内入って左にある大きなオープンキッチンにも目を引かれます。二人で行くときには、バーに座るのもおすすめです。
食べ物・飲み物
ホテルのバーだけあって、食べ物はクオリティー高めです。シーフードパエリアは一度試す価値あり。他にも、ホタテ、タコなどのシーフードはおすすめです。
The Bar Downstairs は、22ページにも渡る長いドリンクメニューがあります。ウイスキーやブランデー、スコッチなども数が揃っていますが、やはりカクテルはおすすめです。
カクテルは$18から、ビールは$9からとなっています。食べ物も飲み物も少しお値段張りますが、クオリティが高いものが揃っています。〆の一杯などで寄ってみるのも良いですね。
耳より情報
The Bar Downstairsは、夕方早い時間はかなり混み合い、かなり騒々しくなることもしばしばです。そんなニューヨーカーの仕事帰りの飲み会の雰囲気を味わってみたいのであれば、早めに顔を出してみるのもおすすめ。
時間が遅くなるにつれてかなり空いてくるので、静かな遅い時間を狙って行くのも手。10時を回ってからは、長テーブル占領できることもしばしばです。
営業時間
月ー金
朝食: 6:30 am – 11:00 am
昼食: 12:00 pm – 2:00 pm
週末ブランチ: 6:30am – 2pm
バー営業時間
月 – 土
5:00 pm – 12:00 am
アクセス
485 5th Avenue
New York, NY 10017
最寄り駅は、B,D,F,Mラインの42th ストリート、もしくは4,5,6,S ラインのグランドセントラル駅です。The Bar Downstairsは5thアベニュー沿いにあります。5thアベニューで、NY市立図書館に背を向けて立つと、向い側にAndazと言うホテルが見えるはずですので、そこが入口です。5thアベニュー沿いに41th ストリートと42nd ストリートをうろうろしていれば、入口が見つかります。ちょっと分かりにくいですが、是非探してみて下さい。
店内
ハーレムにある、こじんまりした隠れた名店。知る人ぞ知るとっても素敵なバーです。店内は決して広くありませんが、とても居心地が良くついつい長いしてしまいます。店員さんもみんなとってもフレンドリーで、地元の常連さんも多いです。
わたしは、殿様になれない気質なのでなぜか隅っこ大好き。後ろ向きな性格と言われても、バーの横の壁際の席がお気に入り。
食べ物・飲み物
シーフード料理がたくさんありますがお肉料理も美味です。黒スズキのフライ、ナマズのから揚げ、アンガスビーフの肋骨のステーキなど、あまり他では見かけない料理もたくさんあります。写真はアペタイザーのホタテのフライ。
飲み物はオリジナルカクテルがおすすめですよ。
耳より情報
火 – 金の5時から8時までハッピーアワーです。金曜がハッピーアワーにならないバーが多い中、それも8時までハッピーアワーはとってもお得です。
ドリンクは、マルガリータ、ダイキリを含む5つのカクテルが$9 です。食べ物では、ムール貝、エビのフィットチーネ、豚バラ肉のハンバーガーなど7種類のフードがディスカウントになります。
営業時間
月 – 定休日
火 – 木, 5PM – 11PM
金、土 , 5PM – 12AM
日 5PM – 10PM
ブランチ
土 -日, 11AM – 4PM
アクセス
271 WEST 119TH STREET
NEW YORK, NY 10026
最寄り駅は、B,Cラインの116th ストリート駅。駅から徒歩3分のとっても便利な場所にあります。駅を降りたら北に北上し116th ストリートで右折して下さい。お店は左側にあります。
最後に
ガイドブックに載っていないニューヨーカーおすすめのバー5つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？今回ご紹介しきれなかった素敵なバーやレストランはまだまだありますので、またの機会にご紹介していきたいと思います。ニューヨークは文化と食が融合したとってもエキサイティングな街です。是非、観光に訪れてみて下さい。
